いろとりどり

子供におすすめの本を探す

本2『おさるのまちにち』

『おさるのまいにち』
いとうひろし/作・絵
講談社

※子供に読んでほしい本を探し中の親目線での感想です。

ひらがなが読めるようになった子がはじめて一人で読む本として、ものすごくおすすめの一冊です!幼稚園児から読めます。

ひらがなだけで書かれており、カタカナは出てきません。そして、文字も大きく、一文も短く書いてあるので読みやすいです。
おさるさんのお話しなのですが、そこまでストーリー性が強いわけではありません。そのため、ひらがなが読めるようになってすぐの頃にありがちな、文字を追っているだけの状態になったとしても、「おさる」さえ単語として読めれば、おさるさんのお話しを読んでいるのだなと何となくわかり、本を読んだ気になれると思います。絵もたくさんありますので、話の理解を助けてくれます。
他の児童書と同じくらいの厚みがありますが、文字の大きさ、絵の多さなどから、一冊を読み終えるのはそんなに苦ではないと思います。本を一冊自分一人で読んだという達成感を子供に得てほしい時にぴったりの本だと思います。