いろとりどり

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本4『こどもSDGs』

『こどもSDGs-なぜSDGsが必要なのかがわかる本』
秋山宏次郎/監修
バウンド/著
株式会社カンゼン

※子供に読んでほしい本を探し中の親目線での感想です。

現代の社会に存在する問題、SDGsとは何か、SDGsはなぜ必要とされるのかが簡単にまとめて書かれています。それぞれの項目について1ページでまとめてあるので、どんな社会問題があるのか、どんなことに取り組めばいいのか、パッとわかるような構成になっています。

ただ、小学生がなにも知らずにこれをはじめて読んで、社会問題やSDGsとは何かを理解するのは難しいと思います。漢字にはふりがながふってありますが、出てくる単語が難しいです。学校の授業、テレビ、新聞などを通してSDGsについての断片的な知識をもっている子が、SDGsの全体像をつかむために役立つ本かと思います。

一度読んで終わりではなく、日々の生活を通して社会経験を積んでいく中でたまに読み返すことで、この本の内容の理解が深まっていきそうです。